トップページ社員対談VOL.01 九之池 一浩 × 早川 光

社員対談社員対談

実践でしか成長できない。上司が部下にかける期待

九之池 一浩(くのいけ かずひろ) 第2営業部1課課長 2003年入社 医療に関心を抱き、建設業界から転職。クリニックの新規開業や公立・民間病院の新築移転支援を担当している。

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早川 光(はやかわ ひかる) 第2営業部1課 2013年入社 大学院で観光を研究した経験から、地域の役に立ちたいと思うように。現在は総合病院の新築移転支援を担当。

既にある病棟の改修工事に加え、新しい棟の建設や敷地内にある保育園の建て替え、緩和ケア病棟の新規開設を行うプロジェクト。2012年から始まり、2015年現在も進行中です。中心となっている第2営業部1課の社員がどう仕事に取り組んでいるか、上司・部下の立場から話してもらいました。

入社したころは、医療のイの字も分かっていなかった九之池

早川さんが病院との打ち合わせに行く際には、上司である九之池さんも同行されますか?

九之池

九之池

そうですね。私は課長として課内全体を見渡しフォローする役割で、プロジェクトの主担当は早川たち課員が努めています。この仕事を一通り覚えるには7〜8年かかるため、その間、病院などに伺うときは私やほかの者が同行するようにしているんです。

早川

入社したての頃は、本当に何も分かりませんでした。病院のことは何も知らないし、見積もりの読み方は分からないし…。

九之池

数字苦手やしな(笑)

早川

そうなんですよ(笑)。九之池さんと一緒に打ち合わせに行く中でどのようなことを話し合うのかを覚えました。資料を読んだり、分からないことはメーカーに問い合わせたりもして、少しずつ知識が増えてきたと感じています。

九之池

仕事はやりながら覚えるしかないんです。私は全くの異業種から転職してきたので、入社当初は早川と同じく医療のイの字も分かっていませんでした。その頃は今より人手も少なかったので、分からないなりに、仕事をしながら覚えていきました。

上司から見て、早川さんはこのプロジェクトでどう成長したと思いますか?

早川

九之池

プロジェクトの中でも、2014年4月に新設された緩和ケア病棟は最初のヒアリング段階から完成まで関わってもらったから、流れが掴めたんじゃないかな?

早川

そうですね。右も左も分かりませんでしたが、全体が見えてきて自分が何をすべきか分かってきたように思います。

九之池

新入社員の頃から「報・連・相」はしっかりしていたけど、それにプラスして、自分で考えて動けるようになってきましたね。

早川

自分の判断が正しいかどうか自信が持てないので、入ったばかりの頃はとにかく「報・連・相」を強く心がけていました。数十億というお金が動く仕事なので、判断ミスが怖いんですよ。

今回のプロジェクトで印象に残っていることを教えてください。

早川

新しい建物に機器が入ってきたときですね。搬入管理自体はこれまでにも何度か経験していたものの、初期段階から携わってきたプロジェクトはそれまでのプロセスを理解しているので、感慨深いものがありました。病院ができていくのを実感できた瞬間です。

九之池

プロジェクトが終盤にさしかかってきてからは、早川が中心になって病院やメーカーとのやりとりをしていましたからね。それから、移転のための引越し支援。患者さんに負担を与えず、安全に搬送するにはどうすべきか?どの業者に頼むか?手順はどうするか?など、細かいところまで詰めて考える必要があるんですが、それもすべて早川が段取りをしました。

早川

ただ、今回の仕事では建築の方とのやり取りが上手くいかず、病院の方にご迷惑をおかけしたこともありました。建築の仕事を理解していなかったので、どのタイミングで指示を出せばいいのか分からず後手後手に回ってしまって…。以後挽回に努めます。

機器が運び込まれるのを見て、病院ができていくのを実感早川

この仕事のどんな点にやりがいを感じますか?

早川

レベルの高い仕事ができることです。病院の運営から建築まで、色々なことに携われる点にもやりがいを感じています。

九之池

たくさんある病院の科の特徴から、検査関係のこと、管理のこと、建築や運営など、覚えなければいけない事は膨大。でも、一人の患者さんを治療するためにどのような構造になっているのか、その内情を理解したうえで、仕組みづくりにどう臨むかが腕の見せどころですね。

早川

新しく得た知識を次の現場ですぐに活かせるので、覚えるのが楽しいと思えます。また新しいプロジェクトも入ってきたのですが、今回得られた知識と経験を活かして、今度はこういう風に進めよう、こんな風に接していこう、とあれこれ考えています。

上司として部下に期待すること、反対に部下から上司にお願いしたいことはありますか?

九之池

先ほど早川が「自分で考えて動けるようになってきた」と言いましたが、それをさらに増やしていってほしいですね。質問も、自らの判断を信じて最終的に「これでどうですか?」と確認を仰ぐというレベルまで、どんどん上げていってほしい。

早川

はい。今はまだ頼っている部分も多いので、一人でできることを増やしながら自立していくのが目標です。

九之池

このほかの課題としては滑舌かな(笑)。たくさんの人が集まっている場で説明をすることが多いので、自信と説得力が大切なんです。それでも、最近はだいぶ慣れてきたんじゃない?

早川

(笑)そうですね。今回のプロジェクトは1年半以上入っているので、関係者の方々との関係ができてきて、話しやすくなったというのもあると思います。

九之池

信頼関係を築くのも大切なこと。そうしないと、話を聞いてもらえませんから。

早川

私からお願いしたいのは月曜日に社内にいてもらいたいということですね。九之池さんは出張や打ち合わせで社内にいないことが多く、急がない質問や相談したいことはまとめて伺うようにしています。月曜日はだいたい会えますし、そのときに一週間分答えてもらうようにしていますので…。よろしくお願いします!

九之池

はい(笑)

この記事は2015年4月のものです。

学生のみなさんへメッセージ

九之池

やりがいのある仕事だと必ず実感できます。苦労も多いですがひとつずつ一緒に体感しましょう。待ってます!!

早川

多くのことを学ぶ必要がありますが、学べば学ぶほど楽しさを感じる仕事です。待ってます!!

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